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2011年2月23日 (水)

食べログの功罪(4) ~風評被害問題を考える~

ここで再び心理分析に話を戻す。食べログを悪用してライバル店の評判を操作する人間の心理分析である。こういった禁じ手を使うことにためらいのない人物は、自分の店の食べログを自然の流れに任せておくだろうか?


否であろう。


そんな性格なら、自分の所はサクラ投稿で埋め尽くし、さも素晴らしい店であるかのように装うに違いない。他店を攻撃するのも自店を誉めるのも「情報操作」であることに変わりはないからだ。


果たして、実際に該当ページにアクセスしてみると、そこには怒涛のような賞賛コメントがあった。(口コミというよりPRになってしまっている箇所がやたらにあるのはご愛嬌か)


20席やそこらの小規模でオープンから間もない店に5件のコメントがあり、しかも全部が絶賛というのは、食べログの投稿頻度と評価傾向の常識にあてはめれば普通のことではない。


興味深いことに、この容疑者店への”賞賛キャンペーン”の時期と風評被害に遭った店への攻撃の集中するタイミングは見事に一致している。


まとめると、競合関係にある近場の2店に関し、一時期に常識外れの口コミ投稿数があり、一方の店は誉めちぎられ、もう一方は連続してネガティブな評価を書かれたわけだ。そして、繰り返しになるが、問題発生の時期は容疑者店の開店直後なのである。


これがただの偶然に見えるだろうか?


それだけではない。中には容疑者店に最高の評価を下しつつ、被害店をさんざんにこき下ろすIDまで見つかった。調べれば調べるほどに、疑いは深まるばかりなのである。


ここで筆者はもう一つ見落としをしていることに気づく。近隣に客入りの良い別のパスタ店が存在するという事実だ。その店は風評被害に遭った店よりも遥かに知名度が高い。


もしも嫌がらせの犯人が同業者なら、これを放っておくはずがないのではないか?

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